尿素・軟膏・グリセリンのクリームの役割について知っておこう!

様々な種類のスキンケア用品が販売されていますが、入ってる成分についてしっかり理解できていますか?尿素入りクリームの使い方について、クリームと軟膏の大きな違いについて、グリセリンの役割とは?ビタミンC誘導体配合のクリームについての情報をまとめました。

尿素入りクリームの使い方

美しい肌を維持していくためには、日々の適切なケアの積み重ねが重要です。とくに、クリームなどを用いて保湿ケアを欠かさず行うことで、肌本来のもつバリア機能を高め、瑞々しく柔らかいハリのある肌を保つことができます。

また、肌は年齢によっても必要なケアが変化していきます。10代や20代の若い肌は、新陳代謝が活発で油脂も多く分泌されるために、肌表面を清潔に保ったり、バリア機能を高めるための保湿クリームを使用するとよいでしょう。

しかし、年を重ねていくにつれてバリア機能が低下し、新陳代謝も弱まった肌は、内部を守るために角質を厚くします。かかとやひじ、指先など、摩擦が多くよく使われる部分の肌が、とくに厚くなりがちです。このようなトラブルに対して、尿素クリームが効果を発揮します。

尿素はタンパク質を分解する働きがあるために、固くなってしまった角質を柔らかくし、優しくゆっくりと剥がしていきます。古い角質をはがしてしまうことで、新陳代謝のスピードを速めて肌を生まれ変わらせます。

しかし、同時に肌本来のもつバリア機能も弱まってしまうために、尿素クリームを使用する際には、広範囲に使用することは避け、固くなってごわごわした箇所に部分的に使用するように心がけましょう。保湿クリームのもつ機能をよく知って使い分ける事で、若々しく美しい肌を保つことができます。

保湿クリームにおけるグリセリンの役割

グリセリンの成分ほどスキンケア用品でよく目にするものはないといってもいいくらいです。それほどグリセリンの成分はクレンジング、洗顔料、乳液や美容液、保湿クリームに高い頻度で使われています。グリセリンの保湿クリームにおける役割はずばり保湿です。

アルコールの種類に属するグリセリンは液体で色をもたない透明で、幾分か粘度があります。お肌に触れることで水分によく馴染む特徴で保水能力に長けています。また空気中の水分をキャッチしてお肌に潤いを与える働きをもちます。

美容成分ヒアルロン酸との相性もよく、ともに組み合わせることで保湿力が高まります。このため市販の保湿クリームではヒアルロン酸と一緒に配合されることも少なくありません。お肌の柔軟作用効果で、乾燥でごわついたお肌にも適しています。

もとは海藻や植物などナチュラルのものから来ている成分ですので、安全かつお肌にやさしい成分としてアレルギーリスクの低いメリットがあります。どのような肌質の方にでも保水機能を働かせる作用で、乾燥を改善してくれます。

この成分が配合された保湿クリームは、水分が蒸発されるのを防ぎお肌に留めておくことを可能にしてくれる役割に素晴らしい働きを行ってくれます。

クリームと軟膏の違いについて

クリームと軟膏の違いはクリームの中には水が入っているのにもかかわらず、油ときれいに混ざっていてこれを「乳化」と言い、「乳」は哺乳動物にとって体に吸収されやすいものです。そのため効き目が早いと言うメリットがありますが、傷に塗ってしまうと刺激になりやすく痛いこともあり、汗をかくと流れやすいというデメリットもあります。

肌に刺激があるのでジクジクした患部には適していないけれど、慢性化して皮膚の厚くなった湿疹や硬くなった痒疹に効果があります。一方軟膏のほうは水が入っていないのでべたついて塗りにくい上、手に付いたものを洗い落とすのが大変で、塗った時にテカリが出ると言うデメリットがあります。

軟膏のほとんどのものに白色ワセリンが入っていて、あらゆる皮膚の状態に使え、皮膚への刺激が最も少なく、悪いところを保護するという効果が期待出来ます。適した使い方としては、乾燥してカサブタの出来たものやアトピー性皮膚炎等のカサカサ肌に適しています。

またローションには水やアルコールが入っていて、即効性に優れているのでかゆみ止めや痛み止めに適しています。以上のような違いを頭に入れて使い分けてみるとより一層効果が期待できますし快適に使うことができます。

ビタミンC誘導体配合のクリームには美白効果がある

クリームや美容液などの化粧品に、「ビタミンC誘導体」という成分が配合されている事があります。この成分が含まれる化粧品には、シミやニキビ跡などの色素沈着を消す美白効果があるとされます。色素沈着の原因は、紫外線です。紫外線が肌に当たると、細胞を守ろうとメラニン色素の生成が活発になります。

メラニン色素には細胞の色を暗くし、紫外線が細胞に当たるのを防ぎます。メラニン色素によって変色した細胞は、新陳代謝によって外へと押しやられ、垢となって外に排出されるので、普通は体に残りません。しかし、代謝が上手く行われないと、変色した細胞が体内に残り、色素沈着として残ってしまいます。

ビタミンCが色素沈着に効果的なのは、メラニン色素で変色してしまった細胞の色を元に戻し、新たにメラニン色素を生成する働きを抑えるからです。既にできてしまった色素沈着にだけでなく、新たに色素沈着ができるのも防ぐ効力によって、綺麗な肌を作るのを助けるのです。

ビタミンCは食物にも含まれていますが、体内に入ったビタミンCは体中に行き渡るため、肌まで十分な量が届かない事があります。そこで、肌への効果を出すためには、外から補う必要があります。クリームや美容液などを効果的に使い、美白を目指しましょう。

ビタミンC誘導体配合クリームで美白になろう

ビタミンCには美白効果があります。その理由は、メラニン色素によって変色してしまった皮膚細胞の色を元に戻し、新たなメラニン色素が作り出されるのを押さえるという働きがあるからです。肌の悩みである日焼けやシミ、ニキビ跡といった色素沈着の原因となるのは、メラニン色素です。

メラニン色素には、細胞の色を黒く変色させて、紫外線が肌内部に当たるのを防ぐという役割があります。変色した細胞は、ターンオーバーによって新しい細胞と入れ替わるので、約一ヶ月で剥がれ落ちます。しかし、ターンオーバーが正常でない肌の場合は、古い肌細胞がいつまでも体に残ってしまうため、色素沈着に繋がってしまうのです。

色素沈着で変色してしまった肌を元に戻すのに役立つのが、「ビタミンC誘導体」が配合されているクリームや美容液です。肌に使用する事で、直接肌内部のメラニン色素に働きかけ、美白効果をもたらします。また、ターンオーバーを正常に戻す効果もあるので、紫外線で傷ついた肌を元に戻す効果もあります。

ビタミンCは食事でも摂取する事ができますが、体内で別の役割も果たしているため、肌に届くのはほんの一部です。美白を目指すのであれば、クリームや美容液で肌の外からビタミンCを補うのが効果的です。